2005年5月21-22日 真名畑八溝線・板庭入宝坂線・WTC(後編)

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2日目は、真名畑八溝線と久慈川を挟んで東西の
東の林道板庭入宝坂線をまず走り
南下して、もてぎを目指しつつ
どこかで温泉に入ってから、WTCを観戦する予定。

6時10分出発。
まずは林道板庭入宝坂線へ。
コンビニに寄ったり、南石井駅付近で迷ったりで
6時45分、入口到着。
南側からです。


林道板庭入宝坂線の入口。
「広域基幹林道〜」の青看板があります。
真名畑八溝線もそうでしたが、国道のような扱いですね。
左脇には杭があり、延長11,936mとのこと。
36゜53'24.30"
140゜27'15.74"


入って間もなく。
道端に板を組んだだけの簡易な鳥居。
社などはありません。
林業関係の安全祈願でしょうか。
この林道で2,3見かけましたが、他は壊れていました。
作業場所を移る度に作るのかも。
路面はフラットな細砂利のダートです。


入口から1.8km。
割と遠くまで見渡せる場所に出ます。
久慈川沿いの町と、その向こうの山並み。
マップルに「展望ポイントあり」となっていますが
ここのことでしょうか?
見た感じ、それほどではありませんでした。
36゜53'51.19"
140゜27'03.01"


その先に、右側のほうへ民有林林道・木野反線(1720m)があります。
立ち寄らず。


入口から4kmほど。
アップダウンのある、直線に近い道。


入口から4.5kmほど。
町が見える、やや開けた場所に出ます。
左手数十m先に鉄塔、頭上には電線。
36゜54'29.16"
140゜26'40.09"


約6.5km、傾いた木のゲート。


少し先で、直線的な道。
路面の様子と併せて。
砂利の浮いた、普通のフラットダート。
入口から、ずっとこんな感じ。


約7.9kmで、分岐点。
36゜55'16.21"
140゜26'06.00"
左折すると林道舟見高室線(延長2.9km)。
ここにあった案内板の地図によると、舟見高室線の途中で
左に、林道中石井館谷線が更に分岐。


舟見高室線との分岐を過ぎると
ワダチが気になり出します。
これは約9.9kmの、もっともひどかった付近。
お気をつけ下さい。


約10.5km、梅木沢大橋。
ここでも山並み・町の様子が望めます。
36゜55'53.15"
140゜25'46.06"


梅木沢大橋を過ぎた先の様子。
少し砂利が増えました。


約12.3km、道脇に鉄塔。
(全体が収まる所まで離れています)
36゜56'22.18"
140゜25'47.07"


約14.8km、林道原木沢線(延長1320m)との分岐。
向こうから来て、こちらが原木沢線。
右手のほうが本線。
36゜56'33.65"
140゜25'44.48"


原木沢線との分岐から1kmほど先。
九ツ山山頂のすぐ西付近の様子。


約16.3km、林道上石井線(延長2394m)との分岐。
36゜56'48.91"
140゜25'26.75"
板庭入宝坂線は分岐が多いですね。
町と並行して道が走っているせいでしょうか。


約17.7km、ダート終盤の様子。


約18.2km、ダートが終了。
山から出てきます。
36゜56'41.05"
140゜26'00.01"
出て右は、山のほうへ登っていく細い舗装路。
500mほどで、原木沢線(約14.8kmの所に合流)への分岐あり。
戻って、ダートから出てきたところを左へ進みます。
畑沿いを走る、1.5車線の狭い舗装路。


約20.5km、県道27号に出て、終わり。
36゜57'16.73"
140゜25'44.04"

WTC観戦のため、もてぎを目指し南下。
県道111号を走っているときに
「湯遊ランドはなわ」という看板があり、そちらへ。


8時20分「湯遊ランドはなわ」到着。
36゜53'27.58"
140゜28'56.88"
聞けば、日帰り入浴は9時45分からとのこと。
もてぎまで、まだ100kmはあり
ここで待っていられないので諦める。
シンプルできれいな感じのキャンプサイトも併設。

R118を下っていきます。
昨日の買出しの店で聞いた、袋田の滝近くの
「関所の湯」に立ち寄る。
9時10分到着。
しかし、営業は9時30分からでした。
この先に温泉があるのか分らないので
袋田の滝に行って時間つぶし。


袋田の滝。
日本三大名曝のひとつ。
他は那智の滝(熊野)と華厳の滝(日光)。
滝までのトンネルの料金300円也。
今日は水量が少なく、今ひとつ。
まだ9時台だったのでトンネルの直前まで
カブで行けましたが、10−17時は200mほど手前の
橋の所で車両通行止になります。
36゜45'53.69"
140゜24'15.30"


関所の湯」へ戻ってきました。
土日は料金が上がり、1000円。
タオルも300円で購入。
とてもきれいでしたが、ほぼ無臭・透明の湯で
「温泉」らしさは薄いです。
36゜44'49.77"
140゜23'21.10"

R118を南下、常陸大宮駅近くで県道21号へ入り西進。


県道21号沿い、ビーフラインとの交差点に
リスカの「日本一ながーいチョコ」のオブジェが。
水戸北部中核工業団地の北側。
ツーリングの際にコンビニで食べる事も多く
個人的には、かなりうれしい出会い。
36゜32'33.37"
140゜22'36.63"

11時20分頃、もてぎ到着。


まずは人の少なかった第6セクションへ。
垂直の壁に挑んでます。
このあと、登りきれずぶら下がり状態に。
上位の選手は楽にクリアしていきます。


隣の第5セクション、黒山健一選手。
足つきの減点1で二段ステアを越えたと思いきや
バイクが後退したので最大の減点5との判定。
「後退はしていない」とオブザーバー(競技員)に猛抗議。
すぐに諦めて先へ進むところは、さすがプロ。


同じく第5セクション。
ランプキン選手が岩盤を登ってきました。
背後の様子で分ると思いますが
かなりの急斜面で、高さもあります。
楽に下から見渡すか、ひいこらと山を登って間近で見るか
自由なのもトライアル観戦のいいところ。
ちなみに岩に座って撮ってます。


トップ選手が終えると、大観衆も大移動。
人もまばらな第4セクションに
ジュニアのライア・サンツ選手。
唯一の女性選手にして、フジガスやランプキンと同じ
レプソル・モンテッサ・HRC所属。
数人しか観客はいませんが、どんなトップ選手も来た道です。
2日目のジュニアクラスで3位表彰台。


第11セクションにて。
インドアでは3年連続の王者、アダム・ラガ選手。
コースを見ながら、何やら考え込み中。


同じく第11セクション。
フジガスこと藤波貴久選手と、マーク・フレイシャ選手。
フジガスが「ここが嫌なんだよね」といいながら
根のようなものを取り除き、2人で整地しています。


同じく第11セクション、フジガスのスタート直後の様子。
まずは目の前の岩を駆け上がります。
このセクション、クリーン。
でも、トップ選手は皆クリーン。
フジガスは現在、減点7の5位。
日本グランプリ全体のコース難易度の設定が低く
ミスを取り返すのは難しいようです。


同じく第11セクション。
アルベルト・カベスタニー選手。
第1セクションでは、フジガスよりも前にスタートしていますが
このセクションでは、後になっていました。
どこかで先にフジガスを行かせたようです。
レースの駆け引きのひとつらしい。


第14セクション。
最後、斜面を駆け上がり、そのまま垂直の壁を登る。
トップ選手は足も付かずに越えていきます。
画像はカベスタニー選手。
ちなみに、ユース/ジュニアの選手は壁脇をスルー。
ワールドの選手のみアタック。


コレクションホールの中庭では
ホンダの往年の名トラ車のデモ走行。
そこに成田匠さんが飛び入り参加。
大会のセクション設計に関わっているそう。


このあと、「ダートトラックの森」ゾーン(9−14セクション)から
スタート・ゴール地点であるメインスタンド前の
「スーパースピードウェイ」特設ゾーン(1・15セクション)へ
向かっている時に、2ラップ目の「森」へ向かうフジガスと遭遇。
ゴーグルを付けています。
場内に点在するセクション間の移動は、選手も全て自走の為
各所で様々な選手と出会えます。


最終・第15セクション。
最後の大岩。
これを越えると、レース終了。
画像はラガ選手。
16:10


ランプキン選手。
16:20


フジガス 16:22

制限時間(5時間30分)をギリギリまで使う選手も多く
ゴール地点である、この場所では
同行者がカウントダウンをする中での大岩チャレンジ
そしてゴールへ駆け込む光景が見られます。
見ていた中では、残り数秒という選手も。
超えたからといって、失格になるわけではなく
1分毎に減点1ですが、かなり切迫した雰囲気。


第15セクションを抜けた先で、レプソルモンテッサHRCの
選手が集合し、取材を受けていました。
コンクリートウォールにマシンを乗せて座っているのが
ランプキン(左)とフジガス(右)。


フジガス、マシンが後ろに傾き、落ちそうになるハプニング。
隣のランプキンは驚いているというより
「オイオイ、大丈夫?」といった表情。
右端にはライア・サンツ選手がいます。

16:34 フジガスのゴールから12分後、カベスタニー選手がゴール。
減点4で、2日目の優勝者です。
惜しみない拍手が送られる。
フジガスも2ラップ目はオール・クリーンでしたが
取り返せる機会がなく3位。


ゴール直後は沢山の取材陣に囲まれましたが
ホンダ勢でも日本人でもないせいか、取材陣は少なめ。
レプソル・モンテッサ・HRCの様子と比べると
優勝したのに、ちょっと扱いが・・・
というか、モンテッサのメディア戦略の勝利?


表彰式。
ユース、ジュニア、ワールドと3回行われます。
17:08 フジガス登場。
表彰を終え、恒例のシャンパン・ファイト。
このシャンパンをかけられている女性は
もてぎエンジェル大野やよいさん。
ユースでかけられ、ジュニアではうまく逃げたものの
ワールドではカベスタニー選手に
シャンパンを渡した手をつかまれて
敢えなく餌食に・・・
同じ人が1日2回もかけられるのは、珍しいそう。

この後、17:40分にもてぎを出て、宇都宮でひと休み。
19:10に宇都宮を出てR4、21:30に自宅着。

2日目走行距離:293km
総走行距離:592km
撮影枚数:1300枚位

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