2005年3月12−13日 入笠山東側と和田峠(1日目)

5日前、注文していた「ヘネシーハンモック」が米国から届く。
構造はハンモックながら、雨も虫もしのげるという代物。
テントに取って代わるかもと期待。
こちらのHPも参考にさせていただきました)
届いて初めての週末、さっそく使ってみます。
寒さに弱いらしいので、目指すは長野県入笠山キャンプ場。
しかし、雪に阻まれ平地でのテストに。


R20大月市笹子町を走行中、ふと小道へ。
山へ道が続いていて、登っていくと林道大鹿線でした。
「蜂ノ山」を囲む形になっています。
3分の2くらいはダート(フラット)でした。
ただ、雪解けのせいか道がぬかるみ
時にハンドルを取られました。


知らずに入ったので、大鹿線の終点は不明。
便宜上、R20(蜂ノ山の東)からの距離で約6.5km。
大鹿線(起点)・大蔵沢大鹿線(終点)・R20へ向かう道が
交わるT字路に出ます。
35゜36’47.06”
138゜50’28.24”
大蔵沢大鹿線は、北にある「大谷ヶ丸」まで続くようですが
案内板では5分の4が点線になっているので
まだ工事中なのかも知れません。
時間もないのでR20へ向かう。


R20韮崎市付近で振り返ると、富士山がきれい。
この地域では珍しいセルフGSに、ほど近い場所。
走行中の後ろの景色って、ほとんど見ないものですが
頭の中で描く景色と異なっている事も多く
時々振り返るようにしています。


長野県富士見町・富士見峠交差点にて。
35゜54’55.25”
138゜13’38.79”
ここで左折し、入笠山方面へ向かいます。
現在14時30分、気温2度。
翌日の11時&14時30分では−2度だったので
今日は暖かい(?)ようです

左折して4.3kmほどで入笠会館。
すぐ先の分岐は右へ。
入笠会館から5kmほどで、沢入登山口という
トイレとバス停のある場所に着きます。


沢入登山口から先の道は、車止めが置かれ
通行止ですが、行くなら御自由にという感じ。
ただし、道も雪が積もったまま放置。
35゜54’06.95”
138゜11’26.41”


チェーンを装着。
こんな感じの道で、雪はやや凍結しています。
レッグシールドでザリザリと雪を削りつつ
轍を進んでいきます。


途中、無人の車とトレーラーがありました。
スノーモービルを積んで来たようです。
無雪期に、こんな所に車を放置したら大変です。


ここは「林道入笠線」だったようです。
看板前にて。
舗装路らしいです。


看板から間もなく、沢入登山口から1.5kmほど。
「幅が狭くなるので大型車通行止」の旨の看板前で
突如、リアが雪に沈み、空転。


こんな感じです。
リアフェンダーが雪に乗り、タイヤが浮いて完全に駆動力を失う。
幅が狭くなるとはいえ、ここまでも車が来るわけでなく
何故こんなに差が激しいのか謎。
ここで入笠山キャンプ場は諦めました。
別のルートも考えましたが
ここよりまともな道を知りません。


ちょっと引いてみた様子。
特に差があるようには見えません。
車は行けているのに・・・
と悔しがりながら跡をよく見ると
全部スノーモービルのものでした。
そりゃ行けなくて当たり前。
35゜54’01.86”
138゜11’01.78”

戻りつつ、テント設営地を探しながら、途中の分岐を巡ってみます。
ハンモックは2本の適当な間隔の木さえあれば
どこでもいいのですが
今回は初めてな上、弱いとされる低温でのキャンプなので
保険のテント設営が必要なのです。


入笠会館から4.4kmの分岐を右へ行くと・・・
1kmほどで富士見町水道課の施設。
35゜54’04.41”
138゜11’40.75”


先へ進む道はこんな感じ。
前方に消火栓が埋まっていたので
その時は道が続くと思いましたが
帰宅後確認すると、すぐに途切れているようです。


戻って、入笠会館から2.6kmの地点。
35゜54’07.86”
138゜12’08.65”
林道松目沢線。延長1.4kmとある。
富士見パノラマスキー場の麓に出るようです。
チェーンを外してしまったので
歩いて入って見ました。


こんな感じ。
車が通っている様子はありません。
1.5車線程度の細い道です。
テント設営は厳しい。


入笠会館のすぐ先の分岐を
富士見高原方面へ。
開発された別荘地が広がっています。
35゜53’51.82”
138゜12’30.67”
道は全て坂で、アイスバーンだらけ。
帰りの下りは修羅場。
ロックして流れない程度にリアブレーキ。
道脇の雪に、空いた片足を引きずり減速。
それでも滑っていくので、アイスバーンの切れ目で急ブレーキ。
こんな事の繰り返し。
一度だけ切れ目を見誤って前後ロックし
こけそうになりましたが、なんとか無事通過。
車でも微妙ですが、バイクでの立入りは危険です。


R20に戻り、韮崎方面へ向かう。
17時45分「道の駅・信州蔦木宿
35゜51’49.30”
138゜16’35.82”
いつも混雑していて、寄ったのは初めて。
温泉もあるんですね。入りたいけど、もう時間が無い。
ここで地図を眺めて、釜無川沿いで寝場所を探す事に決める。
また諏訪方面へ。

R20から9kmほどの突き当りまで行ってから
戻って、環境的・他人様的に問題の無さそうな場所に設営。
テントやコットも暗闇だったので大変でしたが
初めてのハンモックが一番手間取りました。
要領はわかったので、次からは一番楽かも。
コットは暗闇だとかなり面倒です。
風も強く、3点合わせて1時間ほど要す。

シュラフはダウンハガー#1を使用。
設営時は−2度、余裕で対応、のはずでした・・
ハンモック内に入ると身動きがしにくく
マットは位置調整がかなり困難で今回はパス。
ハンモックの寝心地は、体全体を包む感じでいいです。
強い風の中で左右に振られますが
揺りかごのように揺れるだけで、テントのような切迫感はありません。
ただし、フライシートは派手にバタつき不安を感じます。
しかし、コード切れやペグ抜けはありませんでした。

1日目走行距離:223km

2日目へ

ツーリング記録TOP

HOME