2004年8月21日 六本木林道・東粟倉支線ほか

8月8日、XRで訪れた際には
時間的に余裕がなく、まともに走れなかったので
カブで再訪してきました。朝4時半に出発。
行きも帰りも東京湾岸道路を利用。

今回も林道を行き帰りゴッチャで撮影。
入口からの順に組み直していますので、バイクの向きと
進行方向に関連はありません。


マフラーのヒートガードを留めている台座部分が、
先日、錆びによる腐食で1箇所もげてしまいました。
そのため排気漏れし、スーパートラップの様な音。
前日に、割れたフロントフェンダーと共にマフラーを交換。
ガードは3,680円(PLより)と、割高感があるので流用。
外す際、更に別のネジの頭が取れました。
このヒートガード部分は要注意かも。
上の画像は、分かりにくいですが交換後のもの。
六本木林道で汚れてしまいました。


国道127号を南下。佐貫交差点で左折。
東進し、林道鬼泪山線を目指す。
しかし、どこから入るのかよく分からず。
佐貫から約4.8kmの、山王塚という所で
右折し南下。名称不明ながらダートはありました。
2kmほどで、7〜9月木々の保養中との事で通行止。
35゜15’29.10”
139゜54’59.82”
森の中で2人ほど作業中でした。
画像は、その途中にあった景色。


一旦、出て佐貫方面へ戻る。
そして大坊・焼山の間の道へ入り、再度南下。
3.5kmほどで交差点。
左折すると約1kmで、この交差点に出ました。
35゜14’50.48”
139゜54’22.82”
左折方向のみ「鬼泪山林道支線」との表示。
とりあえず支線へ入ります。


規模から考えると、とても長い直線がありました。


更に進むと、所々で脇の緑が張り出しています。


支線入口から約2.4km。
このような広場に出ます。一応、ここで行き止まり。
35゜15’12.20”
139゜55’03.30”
藪漕ぎで頑張れば、先に進めそうです。
カシミールで見ると、冒頭の名称不明林道と繋がりそう。
ある虫との出会いにより、それは即刻断念しました。
その虫については後述しますが、六本木・東粟倉で
特にひどかったです。


支線の入口に戻り、今度は直進する。
こちらが鬼泪山林道の本線のようです。
途中からの進入になってしまいました。
支線との交差点では右折方向へは進まず。
調べてみると、とても眺めがいいようです。
金谷元名林道などと併せて、また後日訪れたいと思います。


本線は所々にクレパスがある程度で
特に問題はありません。
眺望はないですね。


支線との分岐から3.6kmほど。
海上保安庁の無線施設だそうです。
左手のほうに、もっと手前の大きなアンテナがあったのですが
逆光で、うまく撮れませんでした。
35゜14’34.53”
139゜55’20.90”


そして無線施設から1.8kmほどで
県道93号久留里鹿野山湊線に出ます。
35゜14’42.67”
139゜55’54.80”
マザー牧場のすぐ西です。
まだ8時半なので開園していませんでした。
観光バスがゲート前で待っていました。
子供の団体が乗っていましたが、30分も待つのかな。


林道六本木線に来ました。


とりあえず素掘りトンネルの画像。
六本木林道は、素掘りトンネルが5、6ヶ所あります。


林道東粟倉支線との分岐。
今回は東粟倉支線にも入りました。
まずは六本木林道を先へ。


分岐からすぐの、最も長いトンネル内にて。
三脚が無い為、ヘルメットに載せて撮影。
ISO800相当・f値13・30秒露光。
実際には真っ暗です。


トンネルの入口に木が倒れ掛かり
入口が半分以上隠れています。
2週前も同じ状況でした。


ここの素掘りトンネル群の中で、最も好きなトンネル。
(こちら側から見た場合の)
寂れた、しかし毅然とした佇まいがいいですね。


トンネルは上記で終了。
あとは、路面も草に覆われ気味の道を進む。
所々で、倒れた竹を持ち上げながら通過します。


六本木入口より約3.2km。
棄てられたトラックの荷台から木が生えています。


上記地点から250mほど先。
この林道で最も難所と思われる
倒木の間の切り返し。
前回のXRでは時間もなかったので
ここで断念していました。


切り返しを抜けたすぐ先に堰があります。


そして、すぐに行き止まり。
前回戻った場所からは、数十mほど進みました。
入口からは約3.6km。
先は斜面になっており、道らしきものはありません。
徒歩なら、なんとか進めます。
どこに着くのか知りませんが・・・
35゜14’06.56”
140゜01’15.02”

そして六本木林道を戻り、分岐を東粟倉支線へ入りました。


支線に入って500mほど。
「有害鳥獣捕獲等」という許可証がある
ワナ付きの檻があります。
サツマイモ?が中においてありました。
サルでも捕まえるのでしょうか。
35゜14’28.93”
140゜00’30.40”


今日通過できた範囲の中では中盤に差し掛かる
ここから舗装路が始まります。
奥が舗装路、手前がダート。
工事が中断したのか、崩れたのか、大きな段差になっています。
手前側が六本木林道との分岐の方向です。


なんじゃ、ここ?
舗装路ですよ、舗装路。
竹がバキバキ倒れています。


道路中央に竹がぶら下がっています。
自然の罠のように見え、落ちてきそうで怖い。
あんまりないですよね、こんな場面。


竹も倒れ続けています。
道も細くなってきています。
でも、ここは舗装路。


45度以上ありそうなU字の坂。
先にはまだ道がありますが
行き止まりだった場合、この坂を登るのは
カブでは難しそうでしたので、ここで断念。
東粟倉支線はGPSの受信状態が悪く
この地点の位置・距離は不明です。

何よりも、あちこちで体に付くクモ
精神的にヤラれていましたので。
前回のXRでは、割と急いでいたので気付きませんでした。
特に足長系のクモは大の苦手です。
クモの苦手な方、六本木・東粟倉支線はやめましょう。
冬になるまで、ここには行きません。


そして、とある場所へ。


行き止まり?のところで一枚。
奥のほうへ10分ほど歩いてみました。
同じような路面が続いています。


前回同様、脇道に入ってみました。
ここで何かに接触したようで
「ガスッ」という音と共にエンジンが停止。


プラグコードが抜けていました。
走行中に抜けるなんて、初めてです。
上記付近には倒木があり、カブでは腹が着いてしまいます。
フロントを浮かせて、直接後輪を当てれば
降りずに乗り越えられます。


この道の風景。
全体の印象は、こんなに山深くありませんが。


前回と同じヒルクライム。
意外にも、カブで普通に登っていけました。


前回と同じ場所で終了。
前回の場所より一段降りています。
この先にも道はあるのですが、すぐに終わりと
聞いていたので進みませんでした


国道410号・三島湖の近く、小糸川に架かる三島大橋にて。
この地域の祭り、「はしご獅子舞」の獅子が欄干に。
35゜12’35.35”
140゜01’31.87”


三島湖の北側に、このような廃止された橋がありました。
いい味出していますね。
鉄パイプが入口に置かれ、車・バイクの通行はできませんが
徒歩でなら通行は可能です。
目の前の森に入っていくだけのようです。
R410沿いから、別にもう1つ見えました。


三島湖沿いの奥米隧道。
素掘り・ナトリウムランプ・S字で
なかなか良い雰囲気です。
35゜12’23.36”
140゜02’03.77”
(地図より)


奥米隧道を抜けて南下していくと
林道三間線に入ります。
35゜11’14.26”
140゜02’09.83”
三間線の看板の直後にある三間線一号トンネル。
最後は八号になっていました。
数えたわけではないので
八本はなかったかも。

道なりに進むと、入口から1.2kmほどで林道香木原線との分岐。
35゜11’01.71”
140゜02’25.20”
そのまま直進すると香木原線に替わってしまいます。
右(南西)に進めば三間線です。


三間線の途中にあった切り通し。


ここで終点。
35゜10’23.73”
140゜02’01.84”
三間線の看板の所から3.7km。
香木原線との分岐からは2.5km。
先は小川が流れていますが
そこに飛び石の歩行路が造られていました。
登山道でもあるんでしょうか。


三島湖南端から房総スカイラインへ抜ける道。
林道大鹿倉線にて。
全線舗装路です。
2.6kmほどありました。


久留里駅にて。
「くるり」という響きが良かったので。
35゜17’45.38”
140゜04’32.83”


富津岬にて。
展望台の隣あたりです。
海上には多くの水上バイク。
35゜18’47.61”
139゜47’06.32”


海岸にトーチカがありました。
35゜18’49.02”
139゜47’49.17”
あとから知りましたが
この南房総国定富津公園の中には
近代の軍事遺跡が幾つかあるようです。
首都への海路の入口ですからね。
公園内には大きなプールや展望台等も有。


お台場・パレットタウン大観覧車
35゜37’44.79”
139゜46’56.11”
このあと、レインボーブリッジを通る。
ちなみに50ccは通行できません。
その後、道がよく分からず銀座あたりをウロウロ。
都心は道が複雑です・・・

21時に帰宅後、焼肉パーティーへ。
今日は早起きして走り回っていたので
顔だけ出して、帰って寝ようと思っていましたが
予想通りの結末。

走行距離:437km
撮影枚数:322枚

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