2004年7月10日 多々石林道 (後編)

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崩落箇所を乗り越えた先は、こんな感じになります。
路面も、序盤あたりのように穏やか。


また路肩が崩落していました。
この林道で、計2箇所の路肩崩落がありました。
37゜10’13.56”
139゜36’46.99”


またガレてきました。


狭い・登り・ガレガレ


ガレは続きます。


岩盤の上を走ります。


粘土質の轍が先にあります。


カブの隣に深いクレパス。深さ50cm位。
こちら側は岩盤になっていますね。


深いクレパス。
脇なので、走行には支障なし。


窪みができており、水が溜まっています。
通過時にマフラーが水没、バババッと勢いよく泡立つ。
坂で手間取り、2,3秒ほど水中散歩。


何ですか、ここは?
果たして林道の名に値するのか疑問です。
こんな道、林業に使えないのでは?


ガレは一時収まりました。
トコトコと登って行きます。


道も狭くなって、ガレガレ再開。
晴天に恵まれて・・・、暑すぎ!
山といえど、たかだか1300m程度。
30度は軽く越えていると思われます。
人もバイクもオーバーヒート寸前。
カブからは、焼けた甘い香りが漂っています。


これはガレ場と呼ぶのでしょうか?
石は大きいけれど、埋め尽くされた感じはありません。


最後のガレ場を登っていきます。
道も狭くなってきました。


登りきるとフラットダートに出ます。


戸板峠の広場に出ました。
広くて気分爽快。
でも暑い・・・。
入口から7.5kmほど。
37゜09’39.68”
139゜36’33.67”


広場を出るところにゲートがあり、上りになっています。
少し走ると広場に出て行き止まり、とのこと。
熱中症寸前の為、入りませんでした。


戸板峠を下り始めた直後の眺め。
山も平地も、緑一色です。


下りは概ねフラットなダートが続きます。
傍目には爽やかな青い空。
でも、暑すぎ。


戸板峠から1.5km前後ほどで、林道の中の交差点に出ます。
37゜09’30.28”
139゜36’22.06”
右折はすぐにカーブして直進と合流します。


交差点から下った先はこんな感じです。
派手に舗装されそうな感じですね。


道なりに進むと、この行き止まりにぶつかります。
工事進行中のようですが、10mほど下に
同方向に進む現道が見えます。
ここから先に切り開く意味があるのでしょうか?
ちょっと引き返すと現道に乗れます。


戸板峠より3.5kmほど。
ダートと舗装路の境です。
37゜09’13.80”
139゜35’47.58”


更に下って、国道401号を目指しています。
きれいな舗装路です。


ダートの終わりから14kmほど。
戸板峠からだと17.5kmほど。
伊南村の国道401号に出ました。
ちょうど市街地になっており
文恵堂という文具店の自販機の前で休憩。
37゜10’40.78”
139゜31’43.01”
画像は金物屋の前で「ひごのかみ」という響きが懐かしく・・・
って単なる店名ですか?
肥後守」とは関係ないのでしょうか?


伊南村の国道401号を北上。
289・252と繋いで伊南村の休憩地点から
約80kmほど走ったところ。
田子倉湖。
新潟県境まで3.5kmほどの地点。
37゜18’05.01”
139゜14’03.59”

田子倉湖沿いの道、最悪でした。
本来は楽しめるワインディングのはずが
同時多発的に工事為の片側通行。
湖の北側の道で計15ヶ所前後あったように思います。
時限式でなく、センサー式なので
常に到着時は赤になっており
何度も停車させられ、うんざりしました。
時限式にするか、センサー式なら片方は
青にしておいて良いのでは。


国道252号、新潟県と福島県の県境
「六十里越」
37゜18’08.69”
139゜12’36.74”
奥只見シルバーラインを目指しています。


伊南町の休憩地点から140kmほど。
北魚沼郡小出町で、雨が降り出す。
閉まった店の軒先でレイン装備へ変更。
GPSもビニール袋に包んで防水対策。
以前、雨の中で一日裸で使っても問題無しでしたが
故障したと言う声もあるようなので、念の為。


ブーツは”高級”ゴム長靴へ履き替えます。
コンドームで知られるオカモトの「アリゲーター」。
ケーヨーデイツーで約2,000円。
昨年の台風ツーリングの後から愛用。防水性は完璧です。
通常のバイクだとシフトペダルを上げる際に甲が痛いのですが
カブは踏み込む動作のみなので、こういったものが使えます。
ただし、コケれば簡単に足首がイクと思います。
何を重視するか、人それぞれですね。


小出町市街から約10km。
奥只見シルバーラインに到着。
37゜12’17.50”
139゜04’20.74”
なんと二輪禁止。
ライトマップルだけ見ていたので、分かりませんでした。
ツーリングマップルには禁止の記載あり。
バイクで行っちゃう人も沢山いるらしいのですが
左にある事務所の人がずっとこちらを
見ていたので引き返しました。
うう、伊南町から約150km走ってきたのに・・・

引き返した直後、豪雨に遭う。
激しい水しぶきで一面霧に覆われたようになり、視界が50mほどに。
思わず楽しくなってしまいました。
熱ダレしていたカブも水冷化して元気になり、一挙両得。
しかし、小出町の市街地に出る頃には普通の雨に。


小出町からは国道17号を使って東京を目指す。
途中、魚沼のコシヒカリの田んぼや、ガーラ湯沢の前を通過。
ガーラ湯沢と同じ南魚沼郡にある、苗場プリンスホテルの前。
ホテルの後ろにゲレンデがあり、ホテルとスキー場が
まさに一体の開発である事が実感できます。
36゜47’28.74”
138゜47’11.26”


新潟県と群馬県の境、三国峠にある三国トンネル。
36゜46’10.90”
138゜48’55.29”
群馬県に入った先の峠道は雨足が強くなる。
ご丁寧にも、カーブごとにマンホール。
直線に設置することに何か問題があるのでしょうか?
直線になく、カーブにあるというのは納得がいきません。
マンホールと白線さえ踏まなければ、雨も特に関係ないので
普通に走っている車よりは速いペース。


群馬県月夜野町のJAショップ。隣にはセルフのGSもあります。
小出町から140kmほど走っており、雨も染みだし
体が冷えていたのでカップ麺を2杯。
ここで休憩中、2回話しかけられました。
カブだと、人が気さくに話しかけてくれます。
36゜40’37.35”
138゜58’42.27”


前橋市の前橋テルサの向かいの広場で
演説中の東京都知事・石原慎太郎を発見。(中央)
参院選候補の応援演説に来ています。
都民の私が、群馬県で初めて生で見るとは。
36゜23’32.07”
139゜04’03.32”
帰って画像を見たら、左の警護が鋭くこちらを睨んでいました。
もう晴れているのに原色カッパ着たまま
渋滞の車列の中で撮影。
怪しすぎて、職質されなかったのが不思議なくらい。
警護にとって、至極当然の反応と思われます。

走行距離:644km
撮影枚数:505枚

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