2005年6月5日 カドヤ本店のついでに
カブ・XRでは使いませんが、カドヤの革パンを5年くらい愛用。
その革パンの糸の一部がほつれてしまい
店舗ならリペア可能とのことなので
浅草にあるカドヤ本店に行ってきました。
そのついでに散策も。
まずは皇居・大手門の近く、大企業のビルが立ち並ぶオフィス街。
三井物産本店の裏手に佇む、平将門の首塚へ。(地図)
京都で刎ねられた首が、ここまで飛んで落ちたという伝説。
また、GHQが撤去しようとするも災難が続き、断念したそうです。
荒俣宏さんの小説「帝都物語」にも出てきます。
(映画版は、嶋田久作さんの怪演に一見の価値あり)
首塚。
日曜のオフィス街という事で、人はほとんど通りませんが
立ち寄って、手を合わせていく人は結構います。
皆、日課のような感じで、すぐに立ち去って行きます。
三大怨霊だ、祟りがあるなどと聞いていましたが
実際には、東京の鎮守様として神田明神に祀られており
コンクリート・ジャングルには不似合いだけれども
それ故に大切な、とても小さな「鎮守の森」でした。
東京駅にて
日本橋の欄干にある「麒麟」のオブジェ。
彫刻家・渡辺長男氏の作。
日本橋は5年前に国の重要文化財に指定。
頭上にかかる首都高が、景観を損ねています。
道路の標示板にある「東京 OOkm」の「東京」はここのこと。
日本橋のたもとの三越本店。
本館1Fに立ち寄り、買い物。
そして浅草・言問通り沿いのカドヤ本店。
意外に小さな店舗で、修理は2階。
革パンは、預けて後日送ってもらうつもりでしたが
職人さんが20分ほどで直してくれました。
品質には定評がありますが、対応もいいですね。
ちなみにブラック・アンクルはお気に入りで
ズボンに隠すと、結構シンプルです。
一般のブーツと違いフラット・ソールで、シフト操作も良好。
正装(革ツナギ・MXウェア)の場合以外は
原付から大型まで、大体これで片付けています。
今3足目、そろそろ4足目。
東京ドームのすぐ北、R254沿いに富坂警察署。
その脇を入ると淑徳中・高等学校に突き当たります。
右に曲がり少し進むと、こんなムクの木があります。(地図)
僧に変化していた狐(沢蔵司)の霊が宿るといわれ
戦後、大戦で焼けた部分を切った際に2人亡くなったそうです。
そのため、この木を迂回して道路が両側に造られていました。
しかし、それはそれで危ないという事で
7,8年前に片側(カブのほう)は歩道になっています。
この木の脇に慈眼院があり、沢蔵司を祀る稲荷も境内に。
走行距離:92km
撮影枚数:153枚