2005年4月30日? 林道月夜沢線と間違えて

長野の岐阜県境近くに野麦峠。
その近くに林道月夜沢線。
そこを目指しましたが、間違えて別の林道へ。
家に帰ってからGPSの軌跡で初めて気付きました。
更に、ハンモックの設営場所を必死に探し回り
あげく、断念して日帰りを強行。
徒労感の残ったツーリングでした。

5:15出発。
R20を進み、茅野からR152


9:50 R152・杖突峠
35゜58'13.51"
138゜07'23.43"
この西側に林道守屋線という林道がありました。
入口はダート。地図上、そう長くはなさそうです。

その後、R361を西進。伊那市街を抜けて、更に西へ。


伊那市西箕輪与地。
R361、地図上で直線の終わる付近。
左側は権兵衛トンネルの工事で通行止。
 完成すれば、伊那−木曽間が大幅に時間短縮。
今年度末には開通とのこと。
右側がR361(旧道)へ接続する林道御射山線。
35゜51'56.57"
137゜53'29.58"


林道御射山線3kmほどで、R361旧道。
権兵衛峠方面はゲートがあります。
35゜52'36.35"
137゜53'28.58"


約10km。
道がこんな感じで、通行困難。


約13km。
権兵衛峠展望台前です。
35゜52'46.70"
137゜51'39.10"


展望台から、道。
90度左手には3000m級の山々が連なるようですが
今日は霞んでよく見えず。


約15kmでゲートがあります。
隙間はありません。
このあたりが権兵衛峠のようです。
ゲートの先には駐車場があり、トイレもあります。
35゜52'31.99"
137゜51'27.75"


ゲートから先は下りです。
抜けられないせいか、通行量は少ない。


下っている途中で、脇に小さな橋。


権兵衛峠のゲートから下って12kmほど。
R361沿い、県道493号が始まる付近。
35゜54'31.63"
137゜48'53.50"
伊那側から抜ける未供用のトンネルがあります。
開通すれば、伊那・木曽間が本当に近くなる。
R361を進み姥神トンネルを通ってR19へ。


R19を南下するところ、間違えて北上。
2.5kmほど走ったところで、「炭火焼肉権兵衛」。
35゜54'49.47"
137゜46'14.72"
並ぶ自販機前で休憩後、出発前に写真を。
右の車、バックして出ます。
後ろも見てるし、もうR19に出られます。
でも、なぜか細切れにバックを続行。
結局、カブと接触。更にひと押し、カブ転倒。
振り返って、一体何を見てたのでしょう?

R361との交差点からR19を南下、16km。
「木曽大橋」交差点から、またR361で開田村方面へ。


R19沿いに「タイムリー」というコンビニ。
東海テレビ「ぴーかんテレビ」の
ラーメンとスパゲッティを購入(東海限定)。
日清とのコラボとは豪勢な。
良い拾い物をしました。

R361から月夜沢林道へ向かう道はわかりにくいです。
新地蔵トンネルを抜けてから、最初の右の小道へ入って
後は北へ向かう感じでしょうか。


川と並行する感じで1.5kmほど北へ。
こんな交差点に出ます。
35゜57'32.55"
137゜39'02.89"
「林道月夜沢線」の標識あり。
その向こうには道路情報の案内板。
「土砂崩落の為、全面通行止め」と。

情報案内板の脇を通って月夜沢峠方面へ。


月夜沢線の看板から北へ約4km。
こんな分岐にでます。
35゜58'30.25"
137゜39'29.67"
電柱の下にある看板には「左・月夜沢峠、右・林道」
右の立て札には「林道月夜沢線・危険進入注意」
ここで進むべき道を間違えました。
ここは左が月夜沢林道だったのですが
「右・林道」という言葉と、立て札の位置関係から、右が月夜沢線と判断。
まあ、林道には違いなかったんですけど・・・

以下、月夜沢林道ではありません


分岐から1.8km。
沢沿いの道を走ります。
畑福沢という名らしい。
道は多少ガタガタするダートです。


分岐から約3km。
小さな鳥居と神棚が祭られています。


ほどなくしてゲート。
左の柱に「畑福皆沢林道支線」とある。
またその脇には「畑福併用林道終点」と
「畑福専用林道起点」の標柱も。
便宜上「畑福林道」とし、起点を先ほどの分岐とします。
よって、ここは畑福林道に入って3kmの地点。
35゜58'58.08"
137゜40'14.14"


入ってすぐの道の様子。
枯れ草・砂利混じりのフラットなダート。


約3.7km、丸太の一本橋が川に掛っています。
渡っても何もありません。
等間隔で横木が打ち付けられていますが
むしろ引っかかって危ない。


約4.3km。
名称不明の橋があります。
休んでいると、野良犬がやってきました。
挨拶して、帰っていきました。
35゜59'15.32"
137゜40'34.49"


橋を右に曲がってすぐ。
この風景、先がダメな予感がします。
なんとなく。


約5km。
残雪がありました。
その向こうの斜面、はんなりと崩落。


垂直に切り立った岩の壁


よく崩落する地点のようです。
落石防止のフェンスがありますが
全て破れており、支柱だけが残っています。


約6.5km。
山・川・道・落石


すぐ先の道の状況。
右の棒は路肩の崩壊箇所を示しています。
局所的なので、過って落ちないための目印。


約6.7kmに、小さな滝。
サイズの割に水量多いです。


手前側の斜面は、全て崩落によってできたもの。
画像には入りきりませんでしたが
更に奥深くまで、崩落の石が積みあがっており
なかなか荒んだ光景でした。


約8.7km。
路面の落石が多くなってきました。


路肩が崩壊し、排水溝が露出しています。


約9kmで、通行不能に。
36゜00'16.36"
137゜41'13.14"


歩いて、前から。
中央右側にカブ。
路肩崩壊し、ここも排水溝が露出。
これだけなら良かったんですが・・・


道が池になっちゃってます。
中央上付近にカブ。
画像の左側は道が途切れています。
右側は植物が生い茂っていて、更に右は谷。
もう、だめ。


その先には、まだ道がありました。
分岐しており、こちらは進行方向から見て、左の道。
幅5−6mの川が横切っており
なぜか川の部分だけ、ガレ場。


こちらは右の道。
歩く気力もないので確認していませんが
こちらのほうが支線かな?

畑福林道、どこまで続いているのでしょう?
地図上、沢の終わっている地点から
更に1kmほど進んでいますが・・・


R361を木曽福島方面へ戻ります。
寝る前に、汗を流そうと
地蔵峠の南東4kmにある「二本木の湯」へ。
35゜53'31.58"
137゜39'41.43"
湯は赤茶色で、錆びのような匂い。
料金・大人500円也。
二本木の湯を発ったのは17:40。

セブンイレブン木曽楢川平沢で、18:30。
暗闇が訪れる直前でした。
ここで奈良井の西、4kmにある奥木曽湖(ダム)の
周辺で寝床を探す事に決める。

暗闇の中、ダム周辺を走るが、木は急斜面ばかりでハンモック設営は困難。
ダム周辺という事で、夜中に暇な若者に絡まれないという条件も必要。
味噌川ダムの横断路付近からダム沿いに北へ、3.5km。
ダムの西側に、名称は忘れましたが林道の入口。
35゜59'31.53"
137゜46'36.54"
ここに賭けてみます。


行けども行けども、木は全て斜面。
どこまで続き、どこに出るかわからないまま
暗闇の中を9km走りました。
ウサギ2匹、イノシシ(大きく、子供の熊かと焦る)と遭遇。
で、奥木曽湖の北端付近に出る。19:30
こちらの標柱には「芦沢林道」とありましたが、入口では別の名称でした。
ここから東に1.5km付近で、芦沢林道に合流していたよう。
林道自体は土路面の細めの道で、カーブが続きます。
明るければダムも望めたはずです。
35゜59'31.53"
137゜46'36.54"


「芦沢林道」の標柱の所から北へ4km。
ゲートがあります。
36゜01'26.38"
137゜46'26.00"
標柱には「薮原林道」とあります。
地図で見る限り、10km以上ある長いダートのようです。
スモークのハイエースが駐車中。
人の有無は不明ですが、こんな時間・場所で怖すぎ。
早々にダム方面へ退散。


20:00
味噌川ダムの横断道路上にて。
35゜58'36.78"
137゜46'12.95"

その後、ダムから下りつつ設営場所を探す。
日没前だったら幾らでもあったのでしょうが
暗闇の中では周囲の状況がわからず
なかなか安心できる場所が見つからず。

その後、R19を越えて権兵衛峠方面を探す事に。
県道483号姥神奈良井線の奈良井ダム南端付近に
脇道があったので、入ってみました。


傾斜のあるガレ場でした。
かなり焦っていたので、そのまま突き進む。
何度も空回りしながら、足漕ぎで木のある場所に到達。
ヘッドライトの明かりを頼りに設営開始。
しかし、木の間隔が絶妙に狭く
どの木と組み合わせても、狭すぎたり
間に木が干渉したりで全部ダメ。

「もう・・・帰ろう・・・」 21:00 東京へ帰る決断。
むしろ遅すぎた感があります。

R19−塩尻−R20を利用し、翌3:00に家に着きました。
道中の気温は10度ほど、装備が薄手だったので
帰りの220kmはガタガタ震えながら。

今回はハンモックが裏目にでました。
場所探しにこれだけ苦労するとは予想外。
テントだったら設営場所は幾らでもありました。
ただ、逆の場合も当然ありうるので
設営場所の得手・不得手を、もっと把握しなければ。

走行距離:622km
撮影枚数:388枚

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