2004年12月4日 御巣鷹山周辺林道(東側・部分)

ツーリングマップルを見ると、群馬・長野・埼玉3県の県境付近の
御巣鷹山周辺にダートの表示があります。
結構なロングの様である割に、林道名の記載が無く
以前から気になっていましたが、行きそびれていました。
今回訪れてみましたが、冬期閉鎖などもあり東側部分を少し走れただけ。
全体としては、かなり広い林道のようです。

朝9時出発。


11時30分。
国道299号、小鹿野町の仁平沢近くに
林道西秩父線(終点)がありました。
群馬・神流町と埼玉・吉田町の間の
土坂峠まで北東に25km続いています。
ダートがあるのかどうかは不明。
36゜03’42.12”
138゜51’35.81”


国道299号を更に進むと、群馬・埼玉県境、志賀坂トンネルのところに
林道金山志賀坂線があります。
36゜03’31.68”
138゜50’42.89”
南西に続いて中津川林道の入口近くまで。
途中にはニッチツ鉱山も。


国道299号、群馬県上野村の上野小学校前から
まほーばの森」に続く、林道金比羅線があります。
4kmほどの舗装路です。
スカイブリッジへ行く為に、入りました。


高さ90m・長さ225mの大きな吊り橋、スカイブリッジ
歩行者専用です。
R299号から4km弱。
36゜04’18.77”
138゜46’47.59”


スカイブリッジの中央より、開けた北側の様子。
標高700m前後ですし、今ひとつな感じです。
吊り橋のため、多少揺れます。


まほーばの森の先に、ダートがあります。
林道金比羅線が続いているのでしょうか。
500mほどで、階段に突き当たって終了。
鉄塔が傍にあります。
36゜04’13.99”
138゜46’50.76”


R299に戻り、12kmほど西へ。
上野村ふれあい館のそばに楢原郵便局。
その前に、御巣鷹山方面へ南下する道があります。
36゜05’15.39”
138゜43’29.71”


17kmほど舗装路を南下。
右手に中之沢林道大蛇倉支線がありました。
36゜01’16.67”
138゜43’15.99”
大蛇倉沢沿いを走るようです。
地図に全く表示が無い為、長さは不明。
赤い布は「作業中・発砲注意」とあります。
きれいで、本当にやっていそうなので退散。

後日、GPSの軌跡を見返して気付きましたが
ツーリングマップル上の、ダートの表示のある道へは
大蛇倉支線の数百m手前で西へ曲がるようです。

当日は持参しておらず、電波状態の悪い地形で
GPSもあまり当てにしていなかったので、ノーマーク。
いい加減すぎました。


そこから2.5kmほど、R299からだと約20kmで
この場所に出ます。ここまでも、ずっと舗装路。
この先は、御巣鷹の尾根や日航ジャンボ機墜落事故の
現場である昇魂の碑に続くようですが
4月下旬まで冬期閉鎖の為、入れず。
36゜00’39.79”
138゜43’19.44”


上のゲートの左に、中之沢林道みみずく線があり、入ってきました。
未舗装路です。みみずく線の様子。


入って1.3kmほどで、交差点があり、左がみみずく本線。
右で中之沢林道イオドメ支線。
ひとまず、みみずく線を進みます。
36゜00’48.28”
138゜43’37.33”


その先の、みみずく線の様子。


中之沢林道みみずく線の入口から2.6km。
道が無くなって行き止まり。
36゜00’48.60”
138゜44’00.37”


逆から見るとこんな感じです。
崩れたのではなく、最初からここまでしか
道のないことが分かります。
地図上、日景長戸岩のすぐ南、みみずく沢の切れるあたり。
ここまでの路面は、割とフラットです。


上記地点で今シーズン初の霜柱を採取


同じ場所で、こんな氷が張っていました。
何本もの柱が天板を支えているような形。
不思議です。

そして、みみずく線を戻って、途中のイオドメ支線へ。


イオドメ支線に入って、1.3km(?)ほど。
道もちょっと石が多くなってきましたが
何より山側斜面の落葉がすごい。
入ると、胸ぐらいまでの量。
晴天続きだったのか、サラサラでした。


落葉に埋めてみました。
どこにあるかは分かりますが
完全に覆えました。
36゜00’23.94”
138゜43’35.54”


落葉の中から、こんにちは。

カブを掘り出しつつ写真を撮っていたら、50mほど向こうから
立ってこっちを見ている赤い服の人に気付く。
車ではみみずく線すら入ってこれないのに
なぜこんな所に人が・・・
かなり焦りつつ、掘り出して先へ進む。


こんな道を進みます。


先ほどの落葉の地点から500mほど。
イオドメ支線に入って1.8kmほど。
道が崩落しており、しかも2連だったのでここで断念。
先に道があったのかどうかは未確認。
36゜00’17.33”
138゜43’35.96”

戻る時に、さっきの人がこっちに来ていたらキツイな
変な人だったらどうしよう、などと心配していたら居ませんでした。
(むしろ、私のほうが「変な人」だったかも)
しかも、イオドメ支線を出て、みみずく線を出てもいない。
イオドメ支線すら、出るには短い時間でしたから。
猟師かなんかで、山の中でも歩いて行ったのかな?


戻る途中、R299まであと6kmの地点。
浜平トンネル(後方)の近くに、短い廃トンネルを発見。
36゜04’02.03”
138゜42’18.42”

浜平トンネルの脇から回り込んでみました。
バイクならガードレールの隙間から
旧道に入れるものの、途中で崩落して埋まっていた為
徒歩にてトンネルの裏まで。


トンネル内にて来た道を振り返る。


トンネルの内部の様子。
ゴミとか散乱しているかと思ったら、意外ときれい。
特に泥濘もありません。


R299に出て、東に戻って18km。
中里村平原の平原トンネル脇に、林道烏頭沢線起点。
36゜05’31.90”
138゜49’00.47”
まず北側に進むものの、すぐにトンネルの上を越え
南側に進んで行きます。


入って400mほどで、トイレのある公園があります。
恐竜の遊具が置いてあります。

800mほどで舗装路が終わり、ダートとなります。


烏頭沢線の様子・その1。
意外に本格的な林道です。
入るときには、舗装路が続くのかな?短いかも?
と思ったのですが。


烏頭沢線の様子・その2。
小川沿いを進みます。
路面はフラット。
この日は通行する車・人、全くなし。


約5.7kmで烏頭沢線終点に着きました。
36゜04’05.90”
138゜49’01.34”
左右に、更に道があるのですが
右は明らかに廃道でしたので、左へ。名称不明。


更にフラットな路面になって続きます。


1つ上の画像とほぼ同じ地点。ヘアピンです。
(帰り道の為、下っています)

この後、大き目の1軒の家が建っている場所に出ます。
結構な山奥なので、奇妙な印象。


家の前を通り過ぎて更に進んでいくと、開けた登りの
ヘアピンが3つほど連続します。
画像でも分かると思いますが、超フラットです。


その直後、約7.4kmで採石場に突き当たって終わりです。
36゜04’12.69”
138゜49’19.26”
地図に林道としての記載はありませんでしたが
その割には、ほぼ全線ダートで、距離もあり
良い拾い物をしました。


「何だ?食えるのかな、コレ?」
R299に戻り、平原トンネルから400m東に
神流町恐竜センターがあり、周囲には恐竜の
置物がいくつか置いてありました。
16時15分。
36゜05’32.41”
138゜49’14.39”

この直後にGSを通過し、同時にリザーブに。
まあ次で入れればいいや、とR299を進んでいたら
30km以上GSが無く、かなり焦りました。
開度一定で、必死にエコラン。
R299群馬・埼玉県境恐るべし。
埼玉なら小鹿野、群馬ならR462との合流あたりで
燃料要チェックです。

夜間なら、更に長い区間に渡るでしょう。


16時50分。
ENEOS小鹿野SSに辿り着き、命拾いの記念写真。
36゜01’50.11”
138゜59’02.41”
まだ100cc前後残っていました。
燃料ボトル持参しているも、いつもの如く中身なし。
次回以降、必ず入れて持ち歩こう!

と、いつもガス欠(及び寸前)になるたびに
決意するんですけどねえ・・・


17時30分、秩父神社付近で雨が降り出したため
境内に入って雨装備に切り替える。
降水確率は70%ほどでしたので、むしろ遅い降雨。
前日開催されていた秩父夜祭(22万人の人出)の余韻か
境内には露天が幾つかありましたが
撤収の準備中でした。
35゜59’49.62”
139゜05’02.91”

20時帰宅。

御巣鷹山周辺は冬期閉鎖明けに再訪して
今度は西側を巡ってみたいですね。

走行距離:298km
撮影枚数:310枚

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