2004年6月26日 林道小菅線

今日(土曜)は午前中に2つほど所用があり、明日は休日出勤なので
今週は午後のひとときツーリングとなりました。
起きてからタイヤを替えたあと、所用をこなしに家を出る。
戻って、出発したのが12時頃。
今日の目的地は山梨県北都留郡小菅村の白糸の滝周辺です。


これが替えたタイヤ、BSのTW302。
前のD603は減りが早すぎ。1500kmほどで中央は2分山位。
(舗装路でのフロントアップの練習が要因)
柔らかめの土でもそれなりに走れたのですが
林道ツーリングでも9割方はアスファルトですからね・・・
以前のD605に戻す事も考えましたが
林道ツーリング定番のタイヤを、まずは一通り試してみようと。
性格はD605と同じですが、やはりこのクラスが
最も使いまわせていいですね。


青梅街道で周遊道路への実質的に最後のコンビニ、古里のセブンイレブン
厳密にはデイリーストア奥多摩町店が最終ですが
仲間と集合・休憩するのには向いてませんから。
閉店してしまったのかな?店舗検索では見当たりませんでした。
革ツナギで入っても、変な目で見られず(気のせい?)
周遊で遊ぶライダーの憩いの場所だったのに・・・
(7月18日に通った時には新装開店してました。すみません)
35゜48’56.21”
139゜09’06.77”


奥多摩周遊道路、山のふるさと村への分岐地点。
35゜46’04.27”
139゜01’13.20”
昨年7月21日からの通行止は、4月2日に解除されていました。
このあと月夜見第一駐車場まで行ってUターン。


県道508号大菩薩峠線と橋立林道との分岐にて。
35゜45’28.48”
138゜55’09.43”
左(直進)が小菅林道へと続く大菩薩峠線。
右が橋立林道。
ちょうど大菩薩峠線のダートも始まるようです。
後ほど触れますが、ここから始まる大菩薩峠線のダートは
小菅林道の入口まで、なかなか秀逸です。


まずは橋立林道を進んでみました。
1.2kmほど舗装路を走って、この分岐。
直進が本線となります。
道幅も広く舗装されていたので、最初は左折してしまいました。


左折すると、すぐにこの場所。
ロープが一本張られており、そこから先がダートになっています。


300mほど進むと、この場所で行き止まり。


山の中へ入っていきました。
D605でも結構登っていきます。
ズリズリと調子よく登ってしまうので、50mほどで中止。
登ってどうなるものでもありませんので。
ターンする際に転倒。
脇の肋骨を、落ちていた石に強打。
3日後の今も、変わらず痛い。
ヒビ入っているかも・・・


橋立林道の本線の様子。
路面は砂利の大きさに若干の変化はあるものの
走りやすいフラットなダート。


1つ上の画像でも確認できますが
脇にこのような鹿除けネットが張られている箇所があります。
網の向こうに見えるのがこの網に電流を流す
北原電牧の「強力電牧器A21/SB1500型
これ1台で1.5kmをカバーできるようです。
ソーラーパネル付き。
体験はしていませんが、網に倒れると危険です。
注意しましょう。


分岐点から3.2kmほどで、県道18号上野原丹波山線に
ぶつかって、橋立林道が終わる。
35゜46’07.68”
138゜55’52.02”
ダート3.2km、舗装路1.2km、計4.4kmほどになります。


大菩薩峠線に戻り、ダートを3.5kmほど走って
林道小菅線の看板前に着きました。
35゜45’16.38”
138゜54’06.58”
起点の標柱は50mほど手前にあります。


看板のすぐ後ろには、このような大きな駐車場があります。
昨年9月12−13日にカブにて、ここでテント泊
その時は、夕方〜早朝で気付きませんでしたが
利用者も多く、テントを張るような場所ではないですね


小菅林道の起点から、5kmほどで終点。
広場になっています。
清流の音と、鳥のさえずりだけが聞こえる
心地よい場所でした。
35゜44’41.46”
138゜53’03.88”
1047m


路面は全てこんな感じ。
良くも悪くも無い、普通の路面。
落石等が無いので、良いほうかも。


小菅林道の入口から
200m少々で、「白糸の滝」の入口。
35゜45’15.74”
138゜53’57.41”
滝までは徒歩5分とあります。


「白糸の滝」
ここまでの歩道も整備されており
見物台もあります。案内板には
「幽谷の断崖から滑り落ちる真清水が
一条の白い糸のようである。
その美しさから、この滝を『白糸の滝』と命名」
云々とあります。


白糸の滝入口から1.6kmほど先。
大菩薩峠登山口があります。
35゜45’15.04”
138゜53’25.84”
登っていないので分かりませんが
地図上では、ここから直線距離で
峠まで約4km。
長兵衛山荘側から登ったほうが早そうです。


大菩薩峠登山口より約1.5km。
雄滝入口があります。
35゜44’53.98”
138゜53’20.42”
雄滝までは徒歩10分とあります。


「雄滝」
左右に二筋の滝があります。案内板には
「古来この滝は、男性のシンボルに似ている事から
『雄滝』と呼ばれ、神秘的な力があるといわれている。」
云々とあります。
ここに至るまでの道や、滝の周囲の雰囲気が良いです。
往復30分間、誰もいなかったので余計に。


滝の少し手前の様子。
緑に囲まれ、倒木や岩も苔生して、心地よい空間。
途中からは歩道が無くなり、清流に沿って少し歩きます。


細長いも木製の橋が架けられています。
これもいい感じ。
所々に穴が開いており、高齢者には
危ないのではないかと思います。

多少歩きますが、「雄滝」はお勧めです。
人がいなければ、特に良いと思います。


林道の入口付近に戻っていますが
看板の50mほど手前にある、小菅林道起点の標柱。


前の方でも触れましたが
小菅林道の入口から県道18号上野原丹波山線の間の
県道508号大菩薩峠線は、なかなか良い道です。
きれいなフラットダート、薄暗い雰囲気で
コーナーが続きます。
釣りや観光で4輪の通行は多めなので
ブラインド手前ではしっかり減速しましょう。


現代的な壁が、一面苔に覆われています。
趣のある組み合わせです。


大菩薩峠線のなかでは、幅も広めで
直線的な場所ですが、雰囲気は伝わるでしょうか?
もっと狭い、コーナーの続く場所で
撮れば良かったのですが・・・


小菅林道入口から奥多摩湖方面へ8.5kmほど。
周遊直前の深山橋からも同じくらい。
国道139号沿いに位置する林道棚沢今川線の起点。
35゜45’31.50”
138゜57’47.21”


林道を入っていくと1.2kmほどで、怪しげな建築物。
今にも崩れそうな掘っ立て小屋に何匹もの犬がいます。
犬小屋のようですが、怪しすぎて
停まってよく見る事ができませんでした。


起点から1.7kmほど。棚沢今成線が脇から出ています。
右が棚沢今成線、左が棚沢今川線本線です。
35゜45’48.25”
138゜57’24.83”


棚沢今成線は1.7kmほどで行き止まり。
ピストン林道。
大半はダートで、路面は舗装間近な感じのフラットでした。


棚沢今川線に戻り、今成線との分岐から1kmほどで
ダートが始まりました。
ダート部分が2.5kmほど続きます。
路面は若干荒れ気味です。


ダート終了から700mほどでヘリポートに出ました。
35゜45’49.46”
138゜56’25.52”
英大文字で「KOSUGE」と書いてあります。
近くには小菅城跡などもあるようです。


ヘリポートから1.6kmほどで
棚沢今川線の終点。
全長約7.5km、ダート約2.5kmでした。
目の前は、橋立林道と同じく
県道18号上野原丹波山線です。
35゜45’58.96”
138゜56’07.41”

県道508号大菩薩峠線は、やはり良い道でした。
わざわざ行くほどの道ではないですが
白糸の滝等に行くつもりで知らずに通ったら
得した気分になれるかも。

走行距離:205km
撮影枚数:192枚

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