2004年4月3日 白滝林道
<またまた異常にページが長くなりました。申し訳ないです。>
先週XRで行ったところ、雪のため敗退。
雪がなくなる前にカブでリベンジ!、と行ってきました。
意気込みも空しく、雪は完全消滅。
でも、なかなか楽しめる林道でした。
うどん屋の前の、猫の人形が可愛かったので一緒に。
店名「てんせいや」で調べたら、割と有名な店でした。
今度近くに来たら、食べてみようと思います。
北緯35度29分09.26秒
東経138度48分42.04秒
標高776m
国道137号沿いにある浅間神社が白滝林道への玄関口
鳥居の前を左折して林道へ向かいます。
北緯35度31分49.98秒
東経138度46分23.09秒
標高852m
神社左脇を上って最初の分岐点。
左に進めば白滝林道です。
右に進むと、下ってまたT字路。
そこを左折すると民家に出て、その先が登山道。
右折は浅間神社方面に出ます。
で、登山道手前の民家にいた犬。
首輪からの紐が、渡したロープにつながっており
そのロープに沿った方向には15m位移動可能。
それに交差する方向は、ご覧の通り。
ナイスアイデア。
先ほどの分岐を、白滝林道方面へ進みました。
土の斜面があります。
先週、XRはトレールタイヤで難なく登れましたが
カブのD107では半分程度で、ズルズル後退。
「みんなで育てよう大山桜」の看板がある分岐点。
先週に比べ、土・小石が散乱しているのが気になるところ。
雪解け水に流されてきたのかな?
左手に「工事中のため通り抜けできません」との
立て看板があり、そこからダートが始まります。
工事しているような箇所は先週も今週もありませんでした。
看板の右脇の道を進むと「母の白滝」です。
「母の白滝」
ダートに入った直後。
白滝林道名物のクレパスです。
程度の差こそあれ、ほぼ全線に渡ってあります。
少し進んだところでクレパスに入って見ました。
結構、深いです。30cm程です。
場所によっては、溝を渡る必要がある所も。
そういった箇所は、あまり深いのは無いですけども
狭いです。4輪でのすれ違いは不可能です。
まだ春先なので、ブッシュ状態ではなく
閉塞感もそれほどありません。
広い場所に出ました。こちら側に直進で、本道。
右折(画像上は左)で、登山道に向かう道。
夏場は草木が生い茂って、右折方面の道は気付かないそうです。
先週は、この場所の直後に両方向とも挫折しました。
北緯35度32分26.13秒
東経138分47秒01.59秒
標高1190m
上の場所で、20分くらい滞在。
水分&食料補給したり、ボーっとしたり。
ポカポカ陽気で心地よい。
誰も来ないし、車の音も聞こえない。
グリップに蝶がとまる。
飛んだり、戻ったりしていましたが
この左グリップが、お気に召されたようでした。
先程の場所から、登山道方面へ。
登山道に入り、下ってから戻る途中。
さらに、登山道へ向かう道を下って戻る途中。
ちょっと路面が柔です。
ナチュラルに直線ドリフト。
先ほどの広い場所に出る直前。
先週は、このあたりで挫折。
戻ってタイヤを見てみると、土まみれでした。
先ほどの広場を直進し、本道を進みます。
進み始めた直後、こんな路面です。
切り出したような岩も幾つか埋まっています。
何をしようとしたのでしょうか?
クレパスとあいまって、非常に走りにくい。
3月27日は・・・
その先もまだクレパスは続きます。
蛇行しながら道を走るクレパス
排水溝の跡でしょうか。
完全に埋もれていて、機能停止。
狭い、軟弱、クレパスが右に左に・・・
4輪なら、それなりの車種でないと
厳しいと思われます。
クレパスが左右から合流。
鉄塔のある開けたところへ出ました。
鉄塔の足元は小高くなってます。
そばから富士山も望めます。
北緯35度32分31.49秒
東経138分47秒12.61秒
標高1271m
路面が一部崩落していました。
とりあえず前輪を落としてみました。
狭いけど、爽快に崩れていますので注意。
とても開放感のある場所に出ました。
同じ場所で、今度は下から。
緩やかにうねる開放感のある坂道。
気持ちよさそうでしょ?
上の場所から20m位進んだ場所が
最も張り出してスペースがあり、平坦ですので
ひと休みできる場所になっています。
富士山と河口湖が望めます。
北緯35度32分35.27秒
東経138分47秒08.38秒
標高1262m
同じ場所。
鉄塔が5基ほど山沿いに連なっていて
なんだか映画「鉄塔武蔵野線」の
主人公のような気分。
上記のスペースを上から撮ってみました。
中段左端付近が、ひと休みスペース。
中央の丘部分に座って、のんびり景色を眺めていたら
ポカポカ陽気と相まって、とても幸せな気分。
夏は草むらになって座れなくなるかも。
また元の景色に戻っていきます。
でもクレパスは無くなってきました。
これは何の跡でしょう?
道も徐々に整ってまいりました。
右下の木材は登山道に設けられた階段です。
白滝林道も、もう終わり。
最後の直線。
西川新倉林道との接続部分に出ました。
あら、びっくり。ゲートが閉められています。
バイクといえど、すんなり抜けられる場所はありません。
北緯35度32分46.77秒
東経138分47秒22.86秒
標高1368m
西川新倉林道が冬期閉鎖の為に、そのあおりで白滝林道も
こちら側だけはしっかり閉鎖されているのだそうです。
(「山梨の林道事典」りんさんより)
ふと目をやると、ステップのゴムが妙な角度になっていました。
なかなか荒れてましたから・・・
ゲートの脇にフロントを引き上げ、後輪も押し上げた後に
ゲートと道路の隙間から抜け出てきました。
道路まで一気に引き上げるのは
角度・距離から考えると難しそうでした。
カブで助かったです・・・
4輪だと完全にアウトですね。
西川新倉林道は舗装路のようです。
いつまで経っても車が一台も通りません。
「こんなにきれいに舗装して、税金の無駄遣いだな」
と思いつつ、御坂みちを目指して北上。
西川新倉林道は冬期閉鎖でした。
どうりで誰も通らないわけです。
しっかりゲートが閉められています。
北緯35度33分20。50秒
東経138分47秒43。50秒
標高1302m
まるで「バイクは通れます」と
言っているかのような迂回路。
すんなり抜けられました。
抜けて数十メートルで、林道清八線の入口がありました。
ここもゲートがある上、そばに登山口があり
とても混雑しています。
ここで先へ進むのは、ちょっと・・・
旧御坂トンネルの前に着きました。
冬期閉鎖の為、通行止になっていました。
この場所からの景色もいいらしいんですが
霞んでいてパッとしませんでした。
右側に天下茶屋という食事処があり
混雑していました。
北緯35度33分24.45秒
東経138分47秒01.38秒
標高1306m
旧御坂トンネルが通行止なので、新御坂トンネルを使って北へ抜けました。
トンネルを出て1.7kmほどの所、小川沢川の直前に
土産物屋があり自販機があったので、そこで休憩。
ありゃ、キャブ部分のカバーが無い!
天下茶屋のところでは、画像上で確認できるので
ここまでの間で落ちたようです。
拾った方、大切に使ってください。
帰りは国道20号を走って帰る。
土曜日なので、大垂水は迂回して和田峠。
白滝林道は、楽しい林道でした。
<本日のカブのダメージ>
1.フロントフェンダーに亀裂入る
2.レッグシールドの下部が溶けた
3.キャブのカバーを紛失しました
走行距離:259km
撮影枚数:498枚