2003年12月6日 雲上、まさに雲上・・・ (日光)
遅め出発の日帰りで行けて、微妙に雪が積もってそうな
場所に行きたい、ということで日光に行ってきました。
出発時からリザーブにぶっ込んでいた事に気付かず
国道119号(日光街道)の山口付近でエンスト。
チョーク引いたり、揺すったりして
止まって、押して歩いて、ノックしながら走ってを
何度か繰り返すも、結局2kmほど歩く羽目に。
写真は辿り着いたGS。
一応、JR日光駅。
いろは坂の入口。左が上り入口。右が下り出口。
いろは坂の案内板。日光市街からだとこの坂を使わないと
中禅寺湖や戦場ヶ原に行けないようです。
いろは坂の上り。
第9カーブ「り」の所。
途中の明智平でロープウェーと。
一応、華厳の滝。
展望台からなので、特にどうということはない。
ここの駐車場は100円とられます。
結構広くてガラ空きなのに、遠い出口前に
止めさせられました。
湯の湖のほとりにて。
戦場ヶ原。
観光客もまばらで、天気も曇り。
更に何度も来ているので
いろは坂〜ここまで、ただ、やっつけている
ような感じで退屈。
中禅寺湖畔。スワンボートはみんな休止中。
やっと、この時期ならでは、にめぐり合う。
陸に上がって春を待つスワンの
群れに紛れ込んで記念写真。
いろは坂を下り、日光市街方面へ戻っていく。
第23カーブ「む」より、次のカーブを望む。
タイトです。でも追い越し禁止だし
この坂では車も譲ってくれる空気じゃないので
のんびりと付いて行く。
この後、坂を出て少し走るとなにやら前方に赤い回転灯をつけた覆面が
音を鳴らさず50km程度の一定のペースで市街方面へ進んでいく。
後ろに3台のハイヤーのような黒塗りの車が続く。
何だろうと思って、後ろ2台をすり抜けつつ先頭の覆面の1台後ろに付く。
(直後だと因縁つけられると思いまして・・・)
と、目の前の車の後部両脇の男性2名が何度もこちらを振り返る。
よく見るとモンゴルの国旗がリア窓に貼ってある。
どうも来日中のモンゴル大統領の家族か政府要人が乗っている模様。
白バイもいないし、警備の規模から大統領はいなそうである。
この4台、外国要人様の車列だったのです。
その車列のド真ん中にいる私。もう、どうにもなりません。
「因縁つけられませんよーに」と念じるのみです。
赤信号で停車。
白手袋・黒スーツのSPが前車から2名、先頭から2名降りてきた。
「終わった・・・(何が?)」と思ったが、
左前方・右前方・左後方・右後方をそれぞれ一人が担当し警戒。
私は右後方担当の人に、手で「前に出るな」と制止されたのみでした。
かなりいい絵なので撮りたかった。
しかし変にガサゴソやると取り押さえられる気がしてあきらめました。
車列は東照宮方面へ、私は市街方面だったので神橋のところで別れました。
そして霧降高原へ。
霧降高原有料道路の途中。
すごい霧です。
霧降高原第2駐車場。
濃霧の中でフラッシュを使うと
こんな真っ青な色調に。
霧降高原スキー場の駐車場。
まだオープンしていないので、誰もいません。
突然、霧の中から抜け出す。
コーナーの先は濃霧です。こちらは全くのクリアー。
そして下界を見下ろすと、そこは
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雲上、まさに雲上。
見渡す限り、霧の海。
雲なのか・・・、雪なのか・・・
幻想世界。
窓越しでなく
ジェットエンジンの音も無く
静寂の世界で、眼前の地面だけが
緩やかに胎動している。
眼下の道は、霧の海に沈む
広大な「大笹牧場」へと続く。
大笹牧場レストハウス前の交差点。濃霧。
しかし、牧場の中を走り抜けてきた道は
暖かく晴れた日なら気持ちよさそうでした。
大笹牧場レストハウスの看板前で。
もう辺りは暗い。
レストハウスを右折し、帰路に着く。
県道245号青柳今市線。
細く、暗い山道。更に濃霧。
心細さ満点だが、これが楽しい。
走行距離:440km
撮影枚数:365枚